シーン3:練習場(翌日。インディーズラストライブの前日)
翌日のライブに向けて、最後の練習中のメンバー。
なぜか流し台用の三角コーナーと泡立て器を持った黒沢氏がステージ中央に1人。
打楽器代りに擦りあわせて、リズムを刻みはじめる。
続いて、ボウルと菜箸の束の安岡氏、フライパンと木のしゃもじの酒井氏、スチール製ゴミバケツの蓋を両手に持ってシンバルにした村上氏、青いポリバケツをドラム用のバチで叩きつつ北山氏が登場。
(↑これで合ってると思う・・・たぶん)
キッチン用品でのリズムセッションのあと、ストンプへ。
♪ 〜 靴を磨く 〜
さらには長い柄のデッキブラシが登場し、リズムセッション。
いい感じで盛り上がっているところへ、同じく盛り上がってしまったマコトが乱入。
マ:「セクシーマシンガン!ダラダラッ」
楽しそうに一緒に盛り上がる、黒沢氏と北山氏。
怒ったように動きを止める安岡氏。酒井氏も動きを止める。
村上氏もあきれ顔で動きを止め、
村:「マコトさぁん!見ててもいいけど、参加しないで、失禁しないで!明日本番なんだから!!」
床、いや地面をブラシでこするメンバー。そして、客席に向かってブラシをふっている。
それに思わずのけぞる客席。
♪ 〜 こういう曲調好き(新曲) 〜
練習が終わり、解散。帰り際、「ちょっと、お話があるんですが」と村上氏を呼びとめる酒井氏。
村上氏と2人、酒井氏の部屋へ向かう。
明日の朝間に合う自信がないからと、北山さんの部屋についていく黒沢氏。
マコトにも声をかけるが、マコトは皇居を見に行くという。
黒:「皇居って、21世紀にはないの?」
2人が帰ったのを見計らってマコトは安岡氏に声をかけるが、安岡氏は
「・・・帰れよ、おっさん。何しに来たんだよ。何が目的なんだ。」と冷たく言い放つ。
暗転。雨音。
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