行って来ましたよ、アカペラ街。1回しか見れないからと気合いを入れて見ました。
以下は、ライブレポートです。曖昧なところはありますが、ご了承下さい。
台詞は全てではないです。全部覚えるのは無理なので。
シーン1:練習場(デビュー直前・インディーズラストライブ2日前)
暗いステージの中央に安岡氏(以下安)登場。電話のコール音。
コール音に被せて、安岡氏ソロでワンフレーズだけのオープニングを歌う。
安:「♪いつか見た〜 夢のように〜」
♪ 〜オープニングはシエスタ(後で判明)〜
ステージ奥では村上氏(以下村)がピンクの公衆電話から誰かに電話をかけている。
村:「いねーよ。いちゃ困るんだけどよ。」
安:「黒ぽんでしょ?」
村:「一応、家は出てるみたいだな。」
安:「今から出たんじゃ、東京なのにフツーで2時間、ヘタすると3時間かかるもんね。」
村:「あいつ、ふつうに乗り過ごすからな。寝過ごして乗り過ごすとかじゃなくて、
中吊り広告に集中力を奪われて、電車を乗り過ごすから。」
安:「吊り広告には魔物が住んでるとか言うんじゃないの?」
村:「あいつ、同時に二つのことできないからなぁ。」
安:「歌いながら、踊るとか?」
村:「踊りながら、口説くとかな。」
次は酒井氏に電話。
酒:「もしもし、酒井ですー。」ものすごく低い声で。この後も低い声。
村:「まだ寝てたのか。」
酒:「今何時ですか。」
村:「そこに時計とかないのか?」
酒:「あーあります・・・今見てます。」と、時計を探しだす。
村:「ったく、早く来いよ。」
酒:「はい、今行きます。」と部屋を出ていく酒井氏。
村:「今何時かって聞いてきたぞ。あいつ、電話があってから出ればいいと思ってんじゃないの?」
安:「家が近いって言うのも、考え物だね。」
村:「最後は一番読めない男、北山だな。」
電話のコールが響き渡るが出ない。
村:「出ねえな。」
安:「じゃあ、もう家は出てるんだね。」
村:「いや、分からないぞ。電話に出ないからと言って、居ないとは限らないからな。」
安:「いないからと言って、こっちに来てるとは限らないか。」
村:「やっぱり、いないみたいだな。しょうがない、二人で始めるか。」
練習時間になっても現れないメンバー。村上氏がそれぞれに電話を入れた後、とりあえず安岡氏と二人で練習を始める。
♪ 〜 The Gospellers Theme 〜
キャッチボールから始まって、フリスビー、アメフト、そして最後にはわけわからん動きになりつつ歌っていると、歌いながら黒沢氏登場。
続いて酒井氏も駆けつけて、4人で♪The Gospellers Theme。
曲が終わる手前の、北山氏の見せ場のところで、バっ!と一斉に振り向く・・・が空振り。
3回繰りかえすが、やっぱり来ない(笑)。
村:「これだけやって、何で北山は出てこないんだよ。」
黒:「こりゃ、かんぺきに遅刻だな。」
村:「おまえが言うなよ。」
横では、酒井氏が自分のおなかにパンチを食らわせている。
村:「何してるんだ?」
酒:「遅刻したのを反省するのと、腹筋を鍛えるのをかねて・・・。」
村:「・・・。」
そして、なかなか出てこない北山氏を待ちながら、
安:「いいわけでも考えてるんじゃない?」
皆で、北山氏のいいわけを考え始める。
安:「練習に来ないのはどこだかの(忘れました)公園で鴨をパチンコ玉で狙ってるからじゃない?」
村:「それはまずいだろ。」
安:「カラダの内圧が高くなって左右のバランスが悪いとか。」
黒:「科学とかで説明できないようなこと言い出すからね。足引きずりながら“鴨の呪いだ”と言って出てくるとか。」
酒:「イルカをずるずるっと引きずって来て『海はどこだ〜』って言いながら。」
と騒いでいるところへ、鳴り響くベースパート。
舞台奥中央の一番高いところに、華麗なターン(うたばんでさんざん言われていた)をしながら北山氏登場!!
早くからここに来ていたという北山氏。
北:「いや、それがさぁ。今ね、そこで、ヤスの息子に会ったんだ。」
安:「・・・??(イヤそうな表情)」
黒:「心当たりあるの?」
安:「全然。」
黒:「いくつくらいの子?」
北:「40・・・は、いってないと思う。30代後半くらいかな。2、3日前にこっち来たって。」
全員:「・・・???」
酒:「じゃぁ、もしかして彼が『来た』っていうのは、福島とか九州とかじゃなくて・・・。」
全員:「・・・未来・・・???」
村:「・・・バカバカしいッ、いいから練習するぞ!」
と練習を始める5人。
♪ 〜 星屑の街 〜
歌の途中で誰かが入ってくる。歌が途切れてふと振り返ると、
練習場の入口に、よれよれのスーツを着た男が立っている。
男:「お・・・、お・・・、・・・おとうさんッッッ!!!」
安岡氏にガバっと抱きつく男。めっちゃイヤそうな安岡氏。驚くメンバー。暗転。
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