〜番外編1〜
結婚式場にて



雄「優子ちゃん、きれいよ。御両親がいたら、きっと涙ぐんでるでしょうねぇ。」
優「お母さん、ありがとう。うちの両親がいないから、お父さんとお母さんには、お世話になりっぱなしで。」
雄「いいのよ、気にしないで。娘が欲しかったんだもの。私はとても嬉しいのよ。」
優「お母さん。」(ちょっと涙目)
ガチャ 薫が入ってきた。
薫「おお〜ぉ、きれいなもんだな。陽一がほれるのもわかるな。」
雄「そうでしょ。私も娘が欲しいわ。」
薫「ちょっと待てよ。これからは、きついだろ。」
雄「あなた、最近お父さんに似てきたわよ。そんなことを言ってるんじゃないのに、まったく。」
薫「父さんに似てきたか?やばいな、ほんとに。」ひたすら汗を拭いていた。
そこへ、一張羅(着物じゃなく洋装のちょっと着崩れてる感じ)を着たてつ爺が入ってきた。
てつ爺「きれいじゃのぉ。わしも、あと3年若かったら、立候補するのにな。」
やっぱり、だれも聞いてなかった。
陽一も入ってきた。
陽「おやじもおふくろも、息子の俺はほっときっぱなしかよ。うん、でも、優子きれいだよ。」
陽一は優子に優しくキスをした。
それを見ていた、薫は雄子の肩を引き寄せ、キスをした。
それを見ていたてつ爺は、自分の相手は誰かいないか、キョロキョロしていた。
コンコン「準備ができました。御家族の方、どうぞ」
てつ爺「おっ、あんたでいいよ。」と、ホテルの人にキスをしようとして、殴られていた。


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